北カリフォルニアからのお便り
本日は米国全日空商事食品部より、
北カリフォルニアにある自社農園(ANA FARM)についてご紹介致します!
実は以前にも弊社農園についてのご紹介をしたことがありましたが、
今年8月にANA FARMでプルーンの収穫を行いましたので、今回は収穫の様子をレポート致します。
ANA FARMは、サンフランシスコより北東に約100㎞離れたバカビルという町にあり、
2014年よりプルーン/レーズンの代理店であるMariani Packing社より
300エーカー(東京ドーム約26個分)の土地をリース契約し、クルミとプルーンを半々植えています。
ドローンでANA FARMを上空から撮影してみました。とっても大きいですよね。
カリフォルニアは温暖な気候に恵まれたエリアで、プルーンやクルミを栽培するには最高の環境です。
収獲効率や太陽の光をたくさん浴びられるように、樹は綺麗に整列されています。
(大迫力の動画もぜひご覧ください!)
https://youtu.be/ywf2n8YzGi8

(農園上空より)
さて、プルーンの収穫がどのように行われるのか見ていきましょう!
プルーンの収穫では主に3つの機械を使用します。
➀ Shaker: (樹の幹を挟んで果実を振るい落す機械)
➁ Receiver: (振るい落された果実を受け取り、木製容器に入れる機械)
➂ Bin Carrier:(収穫された果実が入った木製容器を運搬する機械)

(写真左:Receiver、写真右:Shaker)
Shaker (樹の幹を挟んで果実を振るい落す機械)を使った作業は、
大事なプルーンの樹を傷つけないように細心の注意を払って行われます。

(Shakerで樹つかむところ)
振るい落とされたプルーンはReceiver (振るい落された果実を受け取り、
木製容器に入れる機械)にあるベルトコンベアを通って、
枝や葉っぱを風で飛ばしながら丁寧に運ばれます。
1年間丹精込めて育てたプルーンが収穫されるのは、いつ見ても興奮します!

今年もカリフォルニアの太陽をたっぷりと浴び、おいしそうなプルーンが収穫できました!

Bin Box(木製容器)が満タンになったら、いよいよ出荷の準備です。
Bin Carrier(収穫された果実が入った木製容器を運搬する機械)を使って荷捌き場へ運びます。

(Bin Carrier)

(Bin Carrierでプルーンを運ぶ様子)
トラックにプルーンを積み込んで農園を出発。いってらっしゃーい!
このあとは乾燥工場へ向かい、乾燥の工程を経て皆様の元においしいプルーンをお届けします。

クルミの収穫まであともう少しです。次回の更新もお楽しみに!