ESG経営 ESG

ANAフーズは「安全・安心のもと感動をお届けし、食を通じてお客様の健康と笑顔に貢献する」という当社ミッションのもと、「何にも代えがたい価値として食の安全・安心」を追求し続け、社会に対する責任を果たすとともにステークホルダーの皆様からの信頼を高め、収益性だけはなく環境や社会への配慮、健全な管理体制(ガバナンス)の構築などにより、持続可能な発展・企業価値の向上を目指します。

マテリアリティ(重要課題)

当社の中期課題として8つのマテリアリティを設定しました。その中でも重点的に取り組むマテリアリティは以下の通りです。

  • 食品廃棄量低減と食品リサイクル率の向上

    廃棄となった食品は堆肥化やバイオガス化でリサイクル率向上を目指します。

    当社は青果物(主としてバナナ)を中心とした食品を扱う会社であり、日々全国の拠点で生産を行っております。しかし、青果物を生産していく上で商品の品質状態によって廃棄せざるを得ない場合があります。そのような場合、ただ廃棄するだけではなく堆肥化やバイオガス化する等リサイクルに取り組んでおります。
    今後は廃棄量の低減を目指すと共にリサイクル率の向上により環境配慮に努めてまいります。

  • エネルギー使用量低減

    省エネ活動により電気使用量を減らし、エネルギー消費原単位を年1%以上改善します。

    当社は青果物(主としてバナナ)を全国の拠点において色付け加工設備や大型の冷蔵庫などを使用し、加工・生産しております。これらの生産設備の稼働には多くの電力(エネルギー)を使用することとなるため、事業活動に伴うエネルギー使用量の増加を極力抑えつつ、効率的にエネルギーを使用する施策(エネルギー消費原単位の改善)に取り組んでまいります。
    また、エネルギー使用量の低減はANAグループが掲げる長期環境目標「2050年 カーボンニュートラル」に寄与するため、ANAグループの一員として一層活動を推進してまいります。

  • 安全安心な製品・サービスの提供

    食の品質管理体制の強化及び情報資産管理を徹底してまいります。

    当社の食の安全の考え方「何にも代えがたい価値として食の安全・安心」を追求し続けるため、食の品質管理体制の強化に努めてまいります。また、当社では多くの情報資産を取り扱うため、情報セキュリティを始めとするリスクマネジメントに取り組み、ガバナンス強化を図ってまいります。

他5つのマテリアリティに対する取り組みは以下の通りです。

マテリアリティ 取り組み
資源類の廃棄率低減 事業活動における4Rの推進(Refuse,Reduce,Reuse,Recycle)
取引先と環境配慮に関する協働 環境に配慮した再生利用可能食品や資材の導入・利用
取引先の満足度向上 お客様の多様なニーズの尊重と安全安心を担保した品質・業務管理体制の確立
従業員の働きがい
/ウェルネス向上
仕事の質を追求し全社的に労働時間を削減、従業員のワークライフバランスに寄与
法令順守・コンプライアンス徹底 健全な企業経営を行うために求められる管理体制の構築